嗚咽 | 恋愛貧乏 表ダッシュ裏ダッシュ

嗚咽

47にもなって、ロクでもない男に惚れて

ひとり声をあげて嗚咽する日が来るとは。


「一緒に桜見れて良かった。

 感謝してるよ。」


そう言って彼は、

成田からまた旅立って行った。